個人的ここ5年でわかったこと

1 中庸が良い、極端は避けよということ。余暇と仕事、義務と自由の関係もそうだが、何事も極端は避けよ。5:5ではなく6:4や7:3だったりすることもある。
2 苦手な人間と情報からは距離をとれ。人間関係は生を形作る大きな要素である。自分が思っている以上に付き合ってる人から影響を受ける。良い(徳がある、怒りを表出しないとか)人と付き合い、良くない人からは離れよ。情報もまた然り。また、良い人間関係を作る努力を惜しむな。これは最優先事項でもある。
3 怒らない、怒りを表出しないようにせよ。怒ってもいいことは決してない。
4 人は未来の自分の感情を予測することが非常に苦手である。こうしたら仕合せだろうとか、でないとかは外れていることが多い。特に未経験のことはそうである。
5 困難は人をしなやかに、柔軟にし、強くする。筋骨や心肺と一緒である
6 酒は飲むな。いいことは決してない。
7 定量的に考えよ。世の中は進歩しているとわかることが多い。自分の生活も定量化すると、客観的に観察することができ、自分の感情を信じてはならないことが改めて判る。
8 演繹で考えるより帰納で考えた方が実生活で役に立ち、明確である。科学的な思考は生活でも実用的である。試行、錯誤、改善そして試行のフローは人生を良くする。批判的合理主義は人生にも役立つ。
9 散歩を欠かさないこと
10 少食は健康に良い
11 聞く耳を持たない他人をどうにかすることは非常に難しいし、苦労する。自分を変える方が簡単である。他人からみた自分も同様である(他人は自分をコントロールできない)。
12 「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」は真理である。埋没費用、コンコルドの誤謬を思い出し、直ちに過ちは改めよ。過ちを改めないことが本当の過ちである。
13 独善的になるなかれ。道徳は人を結びつけると同時に盲目にする。常に物事の陰と陽を見よ。
14 世界や人生は不確実性でできている。不確実なことが確実なことである。
15 自らの幸福の閾値を下げた方が、生き易くなる。足るを知る者は常に足る。
16 交通安全は警察の仕事である。いちいち目くじらを立てても、それによって交通事故とその未遂は減らない。ちなみに、2022年は統計史上(1948年から)最も10万人あたりの交通事故による死者数が少なかった。*1*2

17  ニュースは避けよう。マスコミは人間のネガティビティ・バイアスを利用して影響力を持ちたい、金儲けをしたい連中の集まりだからである。彼らは長期的な視点は持たず、短期的な視点で語りがちだ。そして、見なくても、困ることはない。

18  完了は完璧よりも良い (Done is better than perfect.)。あとで修正、改良すればよい。これは8と12にも関連する。

19 常に自分の感情は信じない方がいい

これらは誤っている可能性もあることをご留意されたい。